仕事内容

スキー場で飲食店のお仕事(フードコート・レストラン・売店)の詳細をまとめたよ!

今回、この記事を書いたのは藤本実さん。スキー場で3ヶ月間リフトマンとして働いた経験のある方です。そして、現在はリゾート地に住んでいて、リゾートバイトの人の交流も多いそうです。

そんな藤本さんに今回はスキー場における飲食系の仕事について記事をまとめてもらいました!

>>藤本さんのスキー場でリフトマンとして働いた体験談はこちら

スキー場にも飲食系の求人はある!

スキーやスノーボードが好きな人にとって、スキー場でのリゾートバイトは憧れの環境。しかし、「男の仕事が中心」「寒いところで力仕事とか無理そう…」と、ハードルが高いイメージがあります。

そんな方は「飲食店の求人」を狙うといいでしょう。というのも、スキー場のフードコートや売店は、初心者でも即戦力として働けるようにマニュアル化されているケースが多いからです。

なので、仕事に不慣れな人でも真面目に取り組めばすぐに働けるようになるんですね!

大きなスキー場ではレストランを併設しているところが多く、飲食業経験者は優遇されます。

レストランの場合、調理補助やホールスタッフとして採用される事が多いですが、調理師や栄養士の資格を持っている人は調理スタッフとしてさらに良い条件で仕事をする事も可能です。

 

スキー場の飲食系スタッフの仕事内容について

実際に勤務する店舗の形態によって別れますので、ここでは大きく3つに分けて説明します。

フードコート

ラーメンやカレー、丼ものなどの軽食を調理して提供する仕事です。基本的に業務用のレトルトや冷凍食品、ホテルスタッフが既に仕込んだ半完成品を調理してお客様に提供します。

調理と同時に洗い物やカウンター業務を兼任するパターンもあるので、単純ですがスピードは要求される仕事ですね。

レストラン

調理補助かホールスタッフの仕事になります。基本的に一般のレストランと大きな差はありません。調理補助の仕事は調理担当のアシストや洗い物。ホール担当は接客です。

アルコールやドリンクの提供を行う場合、ホール担当が受け持つ事が多いです。外国人観光客が多いスキー場では、英語で接客できるスタッフは重宝されます。

飲食店で働いた経験がある人にとっては、普段と大きく変わることのない仕事だと言えるでしょう。

売店

コンビニで売られているようなお弁当やパンなどを売る仕事です。基本的にレジの操作と商品陳列ができれば難しい仕事ではありません。

特にスキー場の売店の場合、コンビニのように複雑な仕事になる事は滅多にありませんので、初心者には特にオススメの仕事です。

販売するものは、弁当類の他にお土産物やスキー関連用品の取り扱いになります。スキー用品の基礎知識(ワックスや備品類)があれば尚良いですが、これは現地でも覚える事ができますよ!

 

スキー場の飲食系スタッフに向いている人

笑顔で接客ができる人

「接客業が好きか?」という点は重要な判断基準です。スキー場はスノースポーツを楽しみにくる所。

遊びに行った先のスタッフが暗い顔をしていたり、横暴な態度をとっていたら話になりません。やはり、笑顔を忘れず元気に接客ができる人が優遇されます。

衛生面に関心の高い人

昨今、食品への関心は高まり、異物混入や衛生環境に敏感になっている人が増えているので、衛生面に関心が高い人は向いているでしょう。この点を考慮すると、やはり飲食業経験者は優遇されます。

学生時代にちょっとでもアルバイト経験がある人は、面接時に忘れずにアピールして下さい。小さなことでも知っていると知らないでは、現場で大きな差に繋がります。

 

スキー場の飲食系スタッフは休みや空き時間に滑れるか?

シフトや担当する店舗によって大きな差があるのが、飲食系スタッフの特徴です。朝晩だけの勤務(主にレストラン)だと、中抜けシフトで日中の時間帯に自由に滑りに行く事ができます。

しかし、ランチタイムの担当が入ると、休日以外は基本的に滑りにいけません。勤務する店舗や時期によっては、ディナータイムのみの担当もあります。

この場合は日中の時間は朝から滑りに行けます(働く分の体力は残しておいて下さい!!)

フードコートは日中が忙しい分、夜の営業はほとんどないので、ナイターはほぼ確実に滑ることができますね。また、閑散期や平日に連休を取りやすいのもフードコートスタッフです。

売店の場合、滑走可能時間がそのまま営業時間になるので、休みの日以外に滑りに行く事は難しいでしょう。店舗の規模が小さくスタッフが少ない場合もあり、そうなると尚更厳しいです。

 

スキー場の飲食店スタッフとして働くメリット

大きなメリットはリフトマンと同じです。スキー場を運営する会社と雇用契約(または派遣契約)をする事が多いので、安定して働く事ができる上、生活費と休みの日のリフト代がかからない点です。

また、一般的な飲食業の仕事内容と大きな差が無いので、リゾートバイトの中でも特に働きやすく、イメージしやすい点もメリットでしょう。

1週間ほどの短期の募集もある

繁忙期と閑散期の差がはっきりしているため、1週間程度の短期求人が出やすいのも飲食系スタッフです。

「長期で働けないから、スキー場のリゾバは無理…」と今まで諦めていた人も、年末年始や連休を狙って働く事もできます。

屋内での仕事なので、寒さの心配はいらない

屋内での勤務が中心なので、寒冷地勤務とは言え寒さの心配もありません。寒さに不安がある人でも問題ないでしょう。余談ですが、リゾートバイトで出会いが多いのも飲食系スタッフ同士です。

リゾートバイトの中でも、飲食系スタッフは比較的馴染みやすく、真面目に取り組めば誰にでもできる仕事です。

「リゾバに興味はあるけど、仕事のイメージがつかなくて不安…。」という人は、飲食系の職種が無いか調べてみるとよいでしょう。

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