基本知識

「スキー場のリゾートバイトは出会いが多い」は本当なのか?という疑問にお答えします!

リゾートバイトのメリットの一つが「出会い」でしょう。

普通に生活していたら会う機会すらなかったであろう人とカップルになれる事があります。

実際、スキー場で働いて様々な出会いを目にしてきた感想として、今回の話をさせていただきます。

実体験なので、男性目線の話が中心になるのはご容赦ください。

>>この記事を書いた男性のリゾートバイト体験談はこちら!

 

ぶっちゃけ、全員に出会いがあるわけではない

スキー場は男性スタッフの割合が多い

冷静に考えてください。

スキー場で働く男女比率は圧倒的に男性スタッフの方が多いです。

その状況で全員に出会いがあったら計算上、何かがおかしくなりますよね?

全寮制が基本

さらに、スキー場のリゾートバイトは全寮制が基本。集団生活を円滑に行うために厳しい就業規則があります。

その中の一つが「女子寮への立ち入り禁止」就業規則違反がバレたら、基本的に即日解雇。

出会いがあっても、みんなの目につく場所では落ち着いてデートもできません。

だからと言って部屋で密会…というのもリスクが高く、恋が芽生えても発展に繋がらない事があります。

地元スタッフはモテやすい。家と車があるから。

そして、一番の強敵が「地元採用スタッフ」の存在。

スキー場は住み込みのリゾバスタッフの他に、地元から季節労働者を雇用しています。

ここでは、夏場は農家などの仕事を行い、冬の小遣い稼ぎにスキー場で働く若い人達です。

彼らが強い理由は「車」と「家」がある事。

女の子をデートに誘い出すこともそのまま外泊をすることも可能。さすがにこれにはかないません。

交際に発展し結婚した人も友人にいますが、やはり男性(地元)+女性(リゾバスタッフ)という構図です。(自分が住んでいる富良野にはこのタイプのカップルが結構います)

これらを踏まえて考えると「リゾバに行けば出会いがあって、簡単に彼女ゲット!」と思っていると、ただの痛い人になる可能性が高いでしょう。(そんな人も知っています)

一般のリゾバスタッフにはチャンスは無いのか?

先に厳しい現実ばかり書きましたが、そんな事ばかりでもありません。

都会からきたリゾバスタッフ同士のカップルも数多くいます。

やはり、短い期間でも同じ環境で過ごすと仲間意識が芽生えるもの。

しかも、元々の趣味や価値観は近いので都会に戻ってからも自然に連絡を取り合えます。

「大学生同士」とか「住んでいる場所が近い」などのさらなる共通項があれば、交際に発展する可能性もさらに上がります。

パターンとしては

・ スキー場で知り合って仲良くなる。
・ 連絡先を交換して、バイト期間中に気持ちを伝えておく。
・ 地元に帰ってから再度連絡。交際スタート。

ざっくり書くと、上記のようになります。

中には遠距離恋愛になるのは嫌だから…と、彼氏の地元に引っ越して同棲を始めたカップルもいました。

相手が休職期間の気分転換に来ている人だった場合、転職のついでに勢いで…という事もありえます。

リゾババイトではどんな人がモテるのか?

普段の生活でもリゾバ生活でも、モテる男は決まっています。

しかし、スキー場には「ゲレンデマジック」という言葉があるように、普段チャンスがない人でも、不思議なマジックでモテる事があります。

経験則ですが、スキー場でモテる男のパターンは主に3つ。

① スキー/スノボが上手い

鉄板ですが、スキー場では滑れる男の方がモテます。

オフの時に「一緒に滑りに行こう」と誘い出す事も簡単。

相手が初心者の女の子だったら、個人的に教えてあげる事で二人の時間を自然に作る事ができます。

② 道具のメンテナンスができる

女の子で板にワックスをかけられる子は多くはありません。

それでも1シーズンも滑っていればメンテナンスは必要。

そんな時に「俺の板にワックスかけるけど、ついでにやっとく?」と自然に声をかける事ができます。

作業中は世間話をするのに絶好のチャンス。オフの日を合わせて外に食事に行く事も可能です。

ちなみに、自分はこのパターンで…(以下略)

③ 頼りになる

どんな所でも「仕事ができる男」はやっぱりモテます。

スキー場は集団生活になるので、仕事とプライベートの境が曖昧。

それが原因で様々なトラブルに繋がる事もあります。

そんな時に相談に乗ってくれるリーダー的な存在の人がいれば、ついつい話をする頻度は上がります。

結果的に交際に発展…という流れです。

「出会い」のチャンスが多いのは飲食系の仕事

あくまでも「チャンスが多い」という点で考えれば、飲食系スタッフが圧倒的でしょう。

これは単純に職場環境が男女混合になっている点と、スタッフの人数が多いためです。

リフトマンは男性スタッフ中心、インフォメーションは女性中心の職場になり、業務ごとに男女に分かれている事がほとんどです。

このような理由で出会いの「数」を考えると、飲食系スタッフは有利だと言えます。

余談ですが、飲食系で働く男性スタッフはリフトマンなど他の男性スタッフからもモテます(もちろん、女性スタッフと仲良くなるきっかけを作る人として)

リゾバの出会いも「職場恋愛」と同じ

リゾバの出会いと言っても、基本的には職場恋愛と何も変わりません。

居酒屋やファーストフード店のバイトで出会いがあると同じです。

ただ、特殊な環境のため浮かれてしまう人が多い事と、生々しい話ですが、若い男女が一定期間同じ環境で生活をしていれば、何かが湧いてこない方がおかしい話。

結果的に様々なトラブルの原因を作ってしまう人もいなくならないわけで…。

元々、出会いのチャンスは多い環境です。

あとは、周りへの配慮と優先順位、ちょっとの努力を忘れなければ、自然と良い出会いに繋がるでしょう。

繰り返しになりますが、スキー場の仕事をきっかけに知り合い結婚した友人もいます。

共通の趣味を楽しめる相手と出会えるチャンスが多いという点は、スキー場のリゾバのメリットの一つだと言えます。