リゾートバイトのバーテンダーってどういうところで働くの?
リゾートバイトで募集される職種の多くはホテル関連やアクティビティ関連ですが、中にはバーテンダーの仕事があるので気になる人は要チェックです。
リゾートバイトのバーデンダーが働く場所は主に2つ。
・ホテルに併設されているバー
・地元のバー
リゾートバイトでバーテンダーとして派遣された場合はほとんどこの2つのどちらかになると思っておけば良いでしょう。
1) ホテルのバーで働く。
こちらはイメージしやすい内容ですかね。
ホテルによってハイクラス向けだったりファミリー向けだったりする違いはありますが、基本的に働く環境は同じです。
1日遊んだ余韻に浸っているお客様にお酒やドリンクを提供し、リラックスできる状態を演出する仕事。
時には世間話なども交えて、旅の思い出作りのお手伝いをすると喜ばれるでしょう。
2) 地元のバーで働く。
こちらは意外と思われる方もいますが、リゾート地なのに観光客向けでは無いお店でリゾートバイトの求人が出ることがあります。
これは、ホテルや観光関連の業種で働く地元の人向けのお店。
観光のトップシーズンになると、仕事の疲れを癒しにちょっと一杯…という感じで、周辺で働くお客様が増えます。
この時期に人手が欲しいバーでは短期で働けるバーテンダーの求人を出す事があるんですね。
基本的に地域密着型のバーが多いので、アットホームな雰囲気の中、地元の人と交流をしながら働く事ができます。
バーテンダーの仕事内容は?
仕事内容自体は、一般的なバーテンダーと大きな違いはありません。
お客様の注文に合わせてお酒やドリンクを作り、お客様とコミュニケーションをしながら大人の社交場を提供する仕事です。
未経験者可の場合、任されるお酒は簡単な内容が多く、サポート的な業務内容が中心になるので心配はありません。
簡単なカクテルやソフトドリンクの提供、調理補助などを任される事が多いです。
またガールズバー的な接客メインのバーではカクテルのレシピやメニューも簡略化されていることが多いので、
リゾートバイト初心者でバーの仕事に興味はあるけど…と考えている人にはオススメです。
経験者の場合、即戦力として採用される事が多いのでシェーキング等の技術だけでなく、基本的なレシピの知識と技術は必須です。
また、勤務するバーによっては氷を削る技術(ナイフで丸氷やダイヤモンドカット、カクテル用のクラッシュドアイス)を要求されるケースもあります。
リゾートバイトのバーテンダーにこのような高い技術を求められるケースは稀ですが、高級リゾートホテル等の一流店では、昔ながらの手法を大事にしているバーもあります。
逆に、そのような高い技術を持っているバーに武者修行をしに行くのも良いでしょう。
普通のバーテンダーとの違いはあるのか?
大きな違いがあるとしたら「地域性」と「客層の違い」が挙げられます。
観光で来ているお客様に、周辺のオススメスポットを聞かれた時に「自分は、この辺の人間じゃ無いのでわかりません」と答えていたら旅行の雰囲気もぶち壊しです。
お客様の志向に合わせて事前に世間話の情報収拾をしておくのもバーテンダーの仕事。
もしわからなくても、雰囲気を壊さないように受け答えをする技術も接客業のプロには必要と言えます。
そのため、主要な観光地、絶景ポイント、アクティビティ、温泉は最低限抑えておくとよいでしょう。
また、働く上でその地方ならでは風習やローカルルールも少なからず存在します。
リゾート地のバーで働いているのに「東京ではこういうやり方なんですが…」と自分のやり方を誇示していたら業務に支障がでます。
普通はバーテンダーが行わないような雑務も場合によっては任される場面も出てくるでしょう。
特に離島などの店舗では元々スタッフが少ないため、色々な仕事を兼任しないといけない場面も出て来ます。
リゾートバイトのバーテンダーの場合、短期で雇用される事がほとんど。
お客様の様子だけでなく一緒に働くスタッフの様子も見ながら、その店のやり方に柔軟に対応する事が必要です。
どんな人に向いているか?
多種多様な人と接する事になるため、細かい気配りをしながらも、小さな事に動じない落ち着いた気持ちを持っている人が向いています。
観光地で働くため、通常のバーテンダーに比べてより多くの人と接することになります。
その多くは次にいつ会えるかわからない、一期一会の方ばかり。
また、観光地に来て気持ちが大きくなりついついはしゃぎ過ぎてしまう人もいます。
旅の思い出を演出するおもてなしの心に加えて、他のお客様に迷惑がかかるようなら、高圧的にならず、かつ、毅然とした態度を取って対応できる接客スキルがあると重宝されるでしょう。
また、好奇心旺盛な人や探究心が旺盛な人も向いています
慣れない観光地に期間限定で働く…となると、物事に無関心な人では勤まりません。
特にバーテンダーは数え切れないぐらい種類があるお酒を扱う仕事。
カクテルの数まで入れるとその組み合わせは無限。なかにはバーテンダーの感性や独創性を求められるカクテルもあります。
地元の食材を使ったカクテルや、郷土料理に合わせるお酒を提案できる…といった研究を怠らない姿勢があれば、リゾート地でのバーテンダーとして活躍できるでしょう。
「お酒が好き」「体力がある」「接客が好き」などは、一般のバーテンダーと共通です。